
建築技術 2014年07月号 実務設計における保有水平耐力計算の活用
■architectural design
・福岡女子大学施設整備第1期計画 久米設計・NKSアーキテクツ・大設計
多様な価値観を育むキャンパスの創造
公三の力の流れを資格化する木ルーバー天井
森の木々を縫うように配置された鋼板耐震壁ファサード
屋上にちりばめられた自然光・自然換気装置
連続空間を途切れさせない間仕切り
建築表現と一体となった構造システムの構築
鉄骨工事計画
三つの最適化と自然エネルギー利用
■特集 実務設計における保有水平耐力計算の活用
・総論 保有水平耐力計算の活用と課題
・I 保有水平耐力計算の基礎知識
保有水平耐力計算とは何か?/崩壊メカニズムをどう考えるか?
保有水平耐力の計算法とは?/必要保有水平耐力の算定とは?
保有水平耐力計算における保証設計とは?
・II 保有水平耐力計算の留意点
一貫構造計算プログラムとどのように付き合っていますか?
建物の実際の耐力をイメージしていますか?
・III 保有水平耐力計算を構造計画に活かす
保有水平耐力計算を実務の構造計画に活かすには?
・IV 実務における疑問への考え方
混構造や特殊な構造の計算で留意すべき点は?
不整形な建物の計算で考慮すべき点は?
ピロティを持つ建物の計算で注意すべき点は?
基礎の二次設計はどう考えるのか?
計算時の「降伏、破壊」と地震時の「降伏、破壊」の違いは?
全体崩壊形の実現と層ごとのDs・耐力算定は整合するのか?
転倒崩壊形、支点の浮上がりはどう扱うのか?
大変形まで解析しても崩壊しない層はどう扱うのか?
増分解析でも手計算と同様の必要保有水平耐力を用いるのは過大?
増分解析で耐力壁が早期にせん断破壊した場合、どう考えればよいのか?
部材ランクに対応した限界部材角は?
袖壁付き柱の曲げ強度やせん断強度の算定式は?
耐力壁の周辺フレームの設計はどう考えるのか?
増分解析では筋かいの座屈をどう扱えばよいのか?
連層壁が全体曲げ降伏する場合、どう考えればよいのか?
少数層の水平剛性が高い場合、Fs値による割り増しは?
現行のDs値の算定方法に改善できる点はないか?
■短期連載
木造住宅劣化対策の決め手は防腐・防蟻対策
著者:
出版社:建築技術
サイズ:B5
ページ数:194
発行年:2014.07