ホーム 建築技術 2026年8月号 大阪・関西万博にみるリユースへの構造設計者の提案

建築技術 2026年8月号 大阪・関西万博にみるリユースへの構造設計者の提案

セール価格 2,860円(税込)

万博や五輪などの祭典は、建築的には新技術の発信の場でもあった。短期間の仮設建築は、構造設計に必要な新素材、新たな構造形式の創出といった提案の場でもあり、その成果を次世代の建築として、構造形式、材料(新素材、特殊材)、製造、施工、解体(廃棄)、リユースに対して、さまざまな挑戦、提案する場でもある。一方、SDGsの中で、建築界も循環経済の実践が必要であり、仮設建築では、解体・リユースを前提とした建築の設計、解体後まで含めて設計するという新たな課題に対する提案も注目された。本特集では、2025大阪・関西万博での建物を通して構造設計者の未来に向けての提案を思考してみる。

■目次
・Architectural Design
 スポーツコミュニティプレイス ソコラテ トミトアーキテクチャ
 防災を暮らしに織り込む広場 市川竜吾+冨永美保+畠山亜美
 小千谷の暮らしに馴染む場を目指して 市川竜吾+畠山亜美
 構造の抽象化 萩生田秀之
 大空間施工の工夫 町谷敬太郎

・特集
 大阪・関西万博にみるリユースへの構造設計者の提案
 監修:腰原幹雄(東京大学生産技術研究所教授)

Ⅰ 構造設計の可能性を探る 腰原幹雄

II リユース建築に向けての試み
 解体を考慮した構法計画 権藤智之
 リユースに携わる事業者の実態と建築生産プロセスの再考 山田宮土理
 経年変化を把握する環境計測 腰原幹雄
 大屋根リングでの試み 林将利
 RITE未来の森での試み 今井琢也+萩生田秀之
 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」ファサードの構造設計 細見亮太+山口温弘
 日本館の構造設計概要とCLTリユースに向けた試み 江坂佳賢II リユース建築に向けての試み

Ⅲ 2025大阪・関西万博における構造設計の可能性
 花びら形状でテキスタイルを纏った生き物のような膜構造 金澤亮磨
 石のパーゴラ(休憩所 2)石と非・静定 國江悠介
 地形を型として立ち上がる鉄筋メッシュのシェル 柳室純
 ギャラリー・吊り構造、ベジタブルコンクリート 大野博史+藤田竜平
 トイレ7 大野博史+穀野直貴
 フューチャーライフヴィレッジでの丸鋼トラス構造 荒木美香
 ポップアップステージ(東内)の構造設計 藤田慎之輔+茨田一平+渡辺哲平+藤田晴太
 2 本脚の動く屋根を建てる  江村哲哉
 いかだに乗って航海する木造仮設建築サテライトスタジオ(西) 円酒昂
 空気膜構造における本計画の現在地と展望(トイレ3) 三崎洋輔+小俣裕亮+喜多村淳
 土の峡谷(トイレ4) 後藤尚哉
 運搬・建方・解体が容易なセミモノコック構造 朝光拓也

著者:

出版社:建築技術

サイズ:A4

ページ数:144

発行年:2026.08