「間取り」で楽しむ住宅読本
住まいと生活の変容の過程は、多くの人々が住まいを求めて自由に描いてきた「間取り」に残されている。本書では、そうして「間取り」や住まいに関する言説を通して、明治から大正、そして昭和初期に行われた住まいの変化をたどりながら、今後の間取りと住まいのありかたについて考える。
■目次
・序章 住まい全体が見えなくなった
・第1章 忘れられた美風
・第2章 誰もいなくなった部屋
・第3章 いま最も大切な空間
・第4章 男の空間、女の空間はどこに消えた
・第5章 大人が入れない
・第6章 眠るだけの場所になっていないか
・第7章 ひとりになれる最後の逃げ場
・終章 「部屋」という考え方を捨てる
・おわりに
著者:内田青蔵
出版社:光文社
サイズ:新書
ページ数:230
発行年:2005.02
