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商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道

セール価格 814円(税込)

商店街はまったく伝統的な存在ではない。現存する多くの商店街は二〇世紀になって人為的に創られたものだからである。(本文より)

 極めて近代的な存在である商店街は、どういう理由で発明され、そして、繁栄し、衰退したのか? よく言われるように、郊外型ショッピングモールの乱立だけが、商店街衰退の原因なのか? さらに、地域コミュニティの要となる商店街の再生には、どういう政策が必要なのか? 膨大な資料をもとに解き明かす、気鋭の社会学者による画期的な論考! 上野千鶴子氏推薦!!

■目次

・序 章 商店街の可能性

第1章 「両翼の安定」と商店街

第2章 商店街の胎動期(一九二〇~一九四五) 「商店街」という理念の成立

第3章 商店街の安定期(一九四六~一九七三) 「両翼の安定」の成立

第4章 商店街の崩壊期(一九七四~) 「両翼の安定」の奈落

第5章 「両翼の安定」を超えて 商店街の何を引き継げばよいか

あとがき

著者:新雅史

出版社:光文社

サイズ:新書

ページ数:222

発行年:2012.05