衣食足りて、住にかまける
「私が住みたかったのは、今後、何が起きるのか予測できない家だった。」バリアフリー住宅はボケを促進させるのではないかという疑問を抱いてアンチ・バリアフリー住宅に暮らす作家、島田雅彦のはじめての住宅論であり、生活論、文化論でもある。隈研吾、竹山聖、團紀彦との対談も収録。自邸も図面から公開している。
■目次
・第0章 革命か建築か 隈研吾氏と語る「建築、文学」
・第1章 21世紀のアジアのバラック
・第2章 最小限で住まうということ
・第3章 狭い空間は愉しい
・第4章 創造性を刺激するインドのスラム
・第5章 エコロジーとコミュニティを意識する
・第6章 都心で身軽に住む方法
・第7章 遠い過去の記憶を求めて
・第8章 竹山聖氏と語る「自立した住まい」
・第9章 團紀彦氏と語る「インテリアと建築」
著者:島田雅彦
出版社:光文社
サイズ:四六
ページ数:167
発行年:2004.11
