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建築知識 2012年10月号 「高さ寸法」攻略マニュアル

セール価格 1,760円(税込)

■特集 高さを制する者は住宅を制す! 「高さ寸法」攻略マニュアル

住宅の「高さ寸法」は、法規や機能、デザインなどの複合的な要因から決定されます。しかし、積み重ねた経験・技術が求められる分、設計者が「オリジナルの高さ寸法」を体得するのは容易なことではありません。そこで本特集では、気鋭・実力派の設計者による多数の事例をもとに、「高さ寸法」の決め方を実践的に解説。LDKや玄関、寝室など部屋ごとに分類して分かりやすく整理します。しかも、全編カラー!付録小冊子では、設計者がよく採用する既製品の寸法を、各社横断的に完全公開。デスクに一冊あれば重宝すること間違いなしの情報満載です。

・LDK LDKの「高さ寸法」を攻略する

 北側の公園の緑を取り込む連窓。下端は850mm

 天井高2100mmと吹抜け4120mmの豊かな空間

 ダイニングの開口部を985mm上げて浮遊感を演出

 天井・床の懐を700mm掘り込んでリビングに変化を

 キッチンワークトップ高さは800mmや850mmとは限らない!

 2階の床懐を200mmにして軽やかな吹抜けをつくる

 デッキにつながる開口部を440mm上げて内部縁側に

 吹抜けの開放感を決める高さ800mmの壁立上り

 6000×2800mmの大開口を強調する断面構成

 床を450mm上げてピクチャーウィンドウが浮遊感を演出

 水平方向の吹抜け。5850×10800mmの大空間

 キッチンとダイニングテーブルを720mmでそろえる

 法面庭。垂壁580mmで視線を下部に誘導する

・玄関 玄関の「高さ寸法」を攻略する

 明暗のコントラストを高める地窓高さ750mm

 350mmと少し高めの腰掛けやすい上がり框

 敷地レベル差400mmをアプローチにして視点の変化を

 玄関を柔らかく照らす高さ600mmの地窓

・階段 階段の「高さ寸法」を攻略する

 階段踊場に天井高4050mmのギャラリースペース

 高さ7600mmの階段吹抜けにつながる読書室

 蹴げ207mmと段板奥行きで、階段に溜まりをつくる

 リビングと階段をつなぐ座面高さ340mmのベンチ

 収納とデスクを兼ねた高さ2350mmの壁

 階段途中の書斎にこもる。入口高さは1300mm

・和室 和室の「高さ寸法」を攻略する

 床レベルを150mm上げて他室との境界を強調

 縁側に続く高さ1050mmの地窓

・寝室 寝室の「高さ寸法」を攻略する

 天井高2100mm。掃出し窓で内外をつなぐ

 勾配天井を1700mmまで抑え、寝室に落ち着きを

・浴室・洗面室 浴室・洗面sんひつの「高さ寸法」を攻略する

 15坪の家。吹抜け3650mmの開放的な浴室

 子どもも使いやすい洗面台は280mmの鏡がポイント

 景色を切り取る引き込み戸。上端高さは1060mm

・コラム

 2階の内部縁側は雨仕舞いに注意/濡れ縁105mmの段差を利用して、内外をつなげる

 150mmで刻まれた天井高/急勾配の階段踏面を大きく確保する秘策

 和室内法高さは5.8尺/水面を照らす月明かりのような浴室照明

 洗面カウンターと浴室床のレベルをそろえる

・特別付録 すぐ引ける!既製品寸法完全ガイド

■ピカイチ!メーカーの主張

金属の美しい外観をフッ素樹脂で長期維持

■徹底解説「大規模建築」

公共建築のサスティナビリティ 「東京駅丸の内駅舎 保存・復原プロジェクト」

著者:

出版社:エクスナレッジ

サイズ:B5

ページ数:156

発行年:2012.10