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建築知識 2013年05月号 [和の素材]を生かすデザイン作法

セール価格 1,760円(税込)

■特集 [和の素材]を生かすデザイン作法

今月の特集は、純和風建築を得意とする安井杢工務店の設計作法で始まる。数寄屋、茶室などの設計に数百年の歴史とノウハウをもつ。混じり気のない和の素材、先達らの洗練された意匠の数々、材料の加工法、寸法バランスなど、現代にも通用する「デザイン作法」のを紹介。

・柱 格式や様式を象徴する

・内法材 基本寸法と材料を押さえよう

・障子 組子で表情がつくられる

・襖 縁と襖紙で印象が大きく変わる

・板戸 豊富なバリエーションのなかに格がある

・床の間 座敷の格を決定づける

・畳 畳床・畳表・畳縁がグレードを左右する

・天井 構造体からの分離が意匠の幅を広げた

・瓦屋根 普及のきっかけは「桟瓦」

・縁 座敷と庭を結ぶ優れた環境調整装置

・和[座敷] 装飾・素材・様式の構成美

 続き間と床の間の現代風アレンジ/床板・床柱をフロストガラスで現代的に

 格調を抑えた草案風の和室/竿縁天井に照明を落とし込む

 ・玄関 もてなしの機能と演出

 段差を抑えて一体感を演出する/腰掛けのある玄関の作法

 左官撫でもの仕上げが生む効果/坪庭のある住宅

・軒・縁 庭と対話する空間

 竹をイメージした軒裏/入側と濡れ縁をつなぐFIXガラス

・外観 軽やかな起伏、繰り返しの表現

 戸袋を兼ねる外壁の腰板/コンクリートと調和する土庇

 銅板と瓦棒で数寄屋らしく/フレームと格子で下町らしく

・門・塀・アプローチ さりげない迎え入れの表現

 アプローチにコンクリートの飛石を

・素材の使い方

 布/紙/草/土

■連載

・トップが語る「第10回」

 これからの建築これからの人材

 岸隆司(総合資格)×筒井清志(NTTファシリティーズ)

・読者の平均「第5回」

 1日の平均労働時間は?

・明るい匿名座談会「第5回」

 テレビに出演して何が悪い

・独立1年生のお悩み相談「第5回」

 確認検査機関からアトリエへの転職?

 「建築家」っぽく見られるには?

・経済誌が書かない!?お金のはなし「第5回」

 TPP参加で変わる建築業界の未来

・木構造の解体新書「第5回」

 大きな空間をつくるには

・パソコンアレルギーの処方箋「第3回」

 ショートカットキーが覚えられません

著者:

出版社:エクスナレッジ

サイズ:B5

ページ数:172

発行年:2013.05