
建築知識 2019年05月号 自然災害に負けるな令和の家づくり
近年、大規模な自然災害が相次いで日本列島を襲っています。今後も、各地で暴風や気温上昇、ゲリラ豪雨の発生回数や降水量が増加するという予測が発表されています。各災害を調査すると、ちょっとした設計・施工ミスが原因で、被害が拡大するケースが多いのです。災害による被害を最小限に留めるために、今後どのようなことに注意して住宅を計画すべきでしょうか。本特集では、各分野の第一人者による豪華執筆陣が、最新情報をわかりやすく解説します。
■特集 自然災害に負けるな令和の家づくり
・今後の住宅設計では強風や豪雨、猛暑にも要注意
・強風は風圧と飛来物に注意
・台風に負けない瓦の施工法
・軒先の安全性は留付けと引き
・雨仕舞いで豪雨・猛暑を制する
・大雨+強風時に集中する雨漏り
・切れた防水は通気で対応
・通気層の換気ができないと漏水事故は必ず起こると考える
・ゲリラ豪雨頻発 必須の下水計画
・浸水のおそれがある地域での設計で注意することは?
・風に負けない家廻りの仕組み
・フリーソフトで耐震性を可視化
・仕様規定の壁量は絶対的不足
・地震後の耐力で制振壁を決める
・床倍率は壁とのバランスが胆
・延焼させない・しない建物へ
・断熱と耐震は同時改修が正解
・東日本大震災後の無暖房を乗り切った高断熱・耐震改修
・床下エアコンで猛暑を乗り切る
・土間や壁の蓄熱・蓄冷効果で災害時の停電を乗り切る
・猛暑・豪雨時の高湿度に備える
・ベタ基礎+床下換気の課題
・地盤の地域特性を知る
・不同沈下は修復できる
・地盤を知るなら微動探査
・災害時も安心なフェーズフリー住宅
・太陽光発電は停電時でも活躍
・ほか
著者:
出版社:エクスナレッジ
サイズ:B5
ページ数:134
発行年:2019.05