
建築知識 2020年03月号 建築の内外をつなげる設計手法
■特集 建築の内外をつなげる設計手法
伝説の中間領域をマスターす。
軒下や縁側、テラス、土間などのいわゆる「中間領域」は、外の景色を眺めたり、風の流れを感じたりと、家のなかに居ながら外の自然を楽しめ、外に居ながら守られた雰囲気を味わえる、心地よい場所です。
自然を感じる暮らしを多くの建築主が重視しており、住まいの魅力を左右するポイントの1つとなっています。本特集では、そんな建築の内外をつなげる中間領域の設計手法を徹底解剖。
軒下空間をもっと快適にする手法から、狭小敷地でも開放的な半屋外・半屋内空間をつくる方法、現代の暮らしに合った土間空間の広さや配置、さらには中間領域に適した植栽の種類まで、気持ちいい中間領域のつくり方を知りたい方、必読です。
■目次
・半屋外空間
玄関前を囲う/庭は心安らぐアプローチに/外壁の外に外周壁を設ける
軒下空間と室内を一体化する/軒先・軒下で別空間をつなぐ
軒先・軒下空間を囲う・覆う/軒と縁側の組合せ
建物の凸凹の隙間を見つける/建物の配置に角度をつける
屋外への視線を地面に近づける/屋上を庭にする
・半屋内空間
通路や廊下を土間にする/居室を土間にする
床を下げて外とつながる/影と光で内外を操作する
窓辺を居場所にする/垂直方向に開き外を取り込む
景観を切り取る窓のフレーム/サンルームで厳寒に明るさを
屋内に庭をつくる
・半屋外×半屋内
内土間と外土間をつなげる
中間領域(屋内)植栽図鑑/中間領域(軒下廻り)植栽図鑑
・コラム
中間領域×建築法規
建築主への提案
中間領域をもっと快適にする窓廻り
著者:
出版社:エクスナレッジ
サイズ:B5
ページ数:138
発行年:2020.03