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神戸の住宅地物語

セール価格 2,090円(税込)

神戸の住宅地はどんな経緯をもつのか。幻となった計画、消えてしまった住宅地、鈴蘭台や垂水のクラブ前など地名の謎にも迫る。東は六甲アイランドから北は鹿の子台、西は玉津出合の住宅地まで。

■目次

・はじめに

・神戸の住宅地開発の胎動

 北野の異人館街/日本人が開発・・住吉・御影の住宅地

 原田の森の宣教師の住宅地/六甲山の住宅地

 大正デモクラシーの住宅地・・佐藤春夫と西村伊作 ほか

・昭和初期から終戦まで

 裏山の開発/神戸電鉄と北神の開発/鈴蘭台で健康住宅展覧会

 なぜか山陽電鉄の社史に鈴蘭台/山陽電鉄の分譲地

 垂水のバス停「クラブ前」の謎/ジェームス山 ほか

・戦後の住宅地開発

 市の復興計画がその後の神戸を決める

 神有電鉄は神戸駅につながる計画だった/町村の大合併

 町村の大合併/六甲ハイツ・・連合軍家族用住宅地 ほか

・団地からニュータウンへ

 玉津土地区画整理事業/昭和40年のマスタープラン

 団地かニュータウンか ほか

・人口からみた神戸の住宅地

 対象とした58団地/いつ、どこに団地ができたか

 全市の人口と団地人口/区毎の団地人口 ほか

・主要20団地の人口推移

 神戸市の人口動向/人口が増加している団地

 高齢者が多い団地と少ない団地 ほか

・阪神淡路大震災と新住宅開発地

 郊外住宅地が多くの住民を救った/仮設住宅用地となった新開発地

 西北神へ震災による人口移動 ほか

・神戸の住宅地に系譜はあるか

 新都市開発へ絶え間ない意欲/電線の地下埋没

 輸入住宅/近隣地区/緑道の変遷・・人と車の関係 ほか

・住宅地の名前

 「北神」の名前のルーツは/鈴蘭台の駅名は公募したか ほか

・住宅地・路上探検

 古墳を囲む団地・・天王山(西区)

 神社を囲む団地・・若宮団地(西区)

 舞多聞(垂水区)/ナスカ絵のような団地 ほか

・むすび

 豊かな住宅地開発の歴史がある/良い住宅地の勧め ほか

著者:大海一雄

出版社:神戸新聞総合出版センター

サイズ:A5

ページ数:172

発行年:2013.09