建築ジャーナル 2026年11月号 地方とメディア
霞が関発表からは見えない現実が地方にはある。そしてそれを見つけ、記録し、社会に問い返すメディアがある。地方メディアは単に「地方のニュース」を伝えているのではない。地方で起きている現場を通して、日本社会そのものを照らし出しているのだ。地方の新聞、テレビ、独立系メディア、ドキュメンタリーなどの実践から、メディアは地域における公共インフラとなりうるのか、その使命と課題、可能性を考える。
■特集 地方とメディア
・ジャーナリズムの可能性
山田厚史さん(デモクラシータイムス共同代表)と考える
前のめりに倒れたい 加藤裕則
・地方から日本社会を問う
究極の「オールドメディア」が変えた町 五百旗頭幸男
時をためるくらし、時をつなぐメディア 伏原健之
「伝える」だけでなく、その先へ 真鍋俊永
・地方メディアは何と闘っているか
地方に息づくジャーナリズム
「志」を維持する記者たちと問われる全国紙
西日本新聞と熊本日日新聞の特ダネにみる反骨心 加藤裕則
・調査報道が地域・社会を変える
自らの正義感を疑う映画『揺さぶられる正義』で問いたかったこと 上田大輔
コンサル栄えて国滅ぶ「過疎ビジネス」記者に身捨つるほどの地域はあるか 横山 勲
「東京変貌」68カ所の再開発を徹底調査8000億円近くの税金つぎ込む 中澤誠
風化と忘却はなぜ進むのかやまゆり園事件10年の現在地 成田洋樹
・地域・社会における公共インフラとして
読者の「知りたい」から始まる報道
「あなたの特命取材班」とローカルメディア連携の8年 坂本信博
映像を通した沖縄での私の立ち位置から 原義和
Tansaの挑戦 渡辺周
地域の埋もれている問題に光を当てる
小さなウェブメディアでもできること 浅野善一・浅野詠子
誰が正しいかではなく、何が正しいか
「ヤツココ(八代市議会、ここだけの話)」が生んだ市民の情報共有 小島尚貴
・総論
地方メディア発の情報を埋もれさせないために 高田昌幸
著者:
出版社:建築ジャーナル
サイズ:A4
ページ数:88
発行年:2026.11
