江戸の橋
水の都「江戸」には500前後の橋があった。クレーンなどない時代に、どんな方法で橋杭を打ち込み、橋を架けたか。また橋材を選び、調達したのか。水の都の土木・建築・モノづくりの技術を紹介する。江戸の橋のさまざまな形と作られ方を紹介した初めての本。
■目次
・第一章 隅田川の橋
1 両国橋と巨木/2 千住大橋と槇/3 新大橋と永代橋
・第二章 橋はどのように造られたか
1 江戸の橋づくりの技術/2 江戸の橋のメンテナンス/コラム 橋番の実態
・第三章 日本橋界隈の橋
1 江戸の水路と高橋/2 日本橋はいつできたか/3 「水」の条件/コラム 橋の持(もち)
・第四章 堀と橋
1 外濠の風景/2 堀川と舟入堀
・第五章 銀座界隈の橋
1 京橋と銀座/2 木挽町と歌舞伎/3 数寄屋橋の埋め立て
・第六章 橋の昔と今
1 明治の橋/2 水辺と橋の大きさ
著者:鈴木理生
出版社:三省堂
サイズ:四六
ページ数:267
発行年:2006.05
