日本の都市空間
急激な都市の変化の動向に対し、建築家は新しい都市的なビジョンの把握を迫られている。
本書は、西欧の蓄積のみを追求してきた都市空間の造形に対し、我が国の伝統的な都市空間の形成を再評価し、その現代的な意義と方向づけを行なった労作。都市デザインに対する先駆的な書。
■目次
・序文 丹下健三
I.都市デザインの方法
II.形成の原理
方位/重畳/布石/天地人
真行草/さおび/ま/かいわい
III.構成の技法
あられ/千鳥掛け/折れ曲がり
歪み/凹み/隅違い/隅掛け
障り/盗み/生けどり/男坂・女坂
見えがくれ/ひもろぎ空間
IV.要素の作用
座の要素:1 したがえる/2 くぎる
3 かこむ/4 つなぐ/5 ささえる
6 おおう/7 きめをつくる
演技の要素/効果の要素
ひきたてる/あやをなす
しるべとなる/象徴となる
V.実例の検討
・集落型 白川/出雲/大和
・一文字型 城崎/伊賀の里
・密教型 日光/金刀比羅
・城郭型 姫路城/熊本城
・塔頭街型 妙心寺/大徳寺
・枝割型 清水界隈
・阿弥陀型 平戸
・弓張型 巖島
・格子割型:1 今井
・格子割型:2 河原町界隈
VI.表現の技法
著者:都市デザイン研究体
出版社:彰国社
サイズ:A5
ページ数:186
発行年:1968.03
