風景の狩人 建築家の視野
建築風景の紀行文を、収録する。これからの都市や建築をデザインしていく若い人々にとっては、必携の書。世界を自分の足で歩き、自分の目で確かめ、スケッチを描くことによって観察眼を養うことの大切さを説いている。
■目次
・はじめに
・I 風景の狩人
風景の狩人
・II 実測小論
実測小論 空間の関係性を測る/ヨーロッパ・スケッチより 家と村を描く/メキシコ・スケッチより 集落と遺跡/遠近の視点/マスクの聖所 マヤ遺跡コパン/エジプト・スケッチより 場所のコンパス/王の家を掘る/マルカタ王宮都市の図像学的方位概念
・III 街並の連続
街並の連続 「並み」のシークエンス/壁画の発見/路地の構造/街角の舞台/地中海からの手紙
・IV 風景のモザイク
風景のモザイク アンダルシアから/アンデス逍遥/ナイル三景/ジェルバ チュニジアの小島/中国 大きな風景を見て思うこと/隠されたパリ 都市の裏側に輝きを/イタリア、北から南へ 広場、回廊、塔、屋根
・V 達人との対話
水景を語る 対談-イサム・ノグチ+鈴木恂/場所の記憶 講演-吉阪隆正全スケッチの世界
・あとがき
著者:鈴木恂
出版社:彰国社
サイズ:A5
ページ数:223
発行年:2006.02
