
20世紀建築の空間 空間計画学入門
建築の本質は「空間」にある。それでは「空間」とはなにか。なかなか理屈に乗りにくいこの「空間」を引きずり出し、わかりにくいこのテーマに挑む本書。まず空間を形式として捉える視点、さらに空間と機能の関係を想像力的に融合する方法に視点を設定、そしてこの2つの視点の交差を試みる。さらにこの2つの視点から、コルビュジェ、カーン、アアルト、ライトなど20世紀の建築事例を用い、「空間」の意味を浮かび上がらせる。
/空間の定式化/均質空間/時・空間/場所/空間の有機原理/幾何学と有機原理/有機性の空間構造/続・空間の有機原理/まとめ
著者:瀬尾文彰
出版社:彰国社
サイズ:B6
ページ数:283
発行年:2000.05