ランドスケープのしごと 人と自然があやなす風景づくりの現場
この本は、造園分野の専門家たちがかかわった風景づくりの事例を、6つのテーマ別に、その風景の成り立ちや、どのように風景づくりに取り組んだかを、やさしい文章と写真、イラストで解説したものである。それによって、環境共生の時代にあってもいままであまり表に出ることのなかった、緑や水をはじめとする自然にかかわる景観づくりや景観監理に関する仕組みと技術、そして、どのような職能の人々の仕事かを紹介している。建築学科や造園学科の学生、造園関係の仕事の入門者には、仕事の内容とその重要さ、魅力を詳しく知ることができるとともに、景観の管理が時間の経過とともに絶えず移ろう営みであることを理解できる本となっている。各章末には「歴史的造園遺産」のコラム付き。
著者:日本造園学会、ランドスケープのしごと刊行委員会
出版社:彰国社
サイズ:B5
ページ数:145
発行年:2003.05
