住居を断面で考える
小野正弘が1974年に事務所を設立してから2000年までの約25年間に手がけてきた約60の住居のうちから25の住まいを選択し、断面という手法による住居の分析を通じて、住居全般に共通する空間構成の仕組みと生活行為との関係性について解説した書。
■目次
・序文 槇文彦
・序説
住居について
作用・設備
表記
作図
・ケーススタディー:25の住居 3の計画
01 H-ONO 光域のある住居
02 H-KIT 光塔のある住居
03 H-ISI 緩衝域のある住居
04 H-IKE 光井戸のある住居
05 H-TER ロフトのある住居
06 H-KOM 高圧線下に建つ住居
07 H-TAK 反転した住居
08 H-HOS 媒域で繋いだ住居
09 H-SSD 地形を内包した住居
10 H-TNA ずれた仕組みによる複合世代住居
11 H-OTU 3つの集域による複合世代住居
12 H-FUM リニアな敷地に建つ住居
13 H-AIZ 老若世代を結ぶ複合世代住居
14 H-SSK 光と風の塔がある住居
15 H-MRA 記憶を布置した住居
Formology
16 H-NAK 抜けのある住居
17 H-YAM 全方位からの規制に対処した住居
18 H-NAG 駅前商店街に建つ住居
19 D-KOM 相乗した複合住居
20 H-OHA 3つの採光装置がある住居
21 H-SUZ 穿穴した立方体の住居
22 H-OGI 風景に向けた住居
23 H-FUJ 歴史と共生する
24 H-MIT 対になった複合世代住居
25 H-MOR 全域を囲繞した住居
26 pH-X DINKSを否定する複合世代住居
27 pH-Y 錘体空間を内包する住居
28 pH-Z 3つの空間域と水域から成る住居
・作品リスト
・著者略歴
・あとがき
著者:小野正弘、小野建築、環境計画事務所
出版社:彰国社
サイズ:A4
ページ数:159
発行年:2011.02
