日本の民家 屋根の記憶 大橋富夫写真集
60年代前半に撮影された日本の民家写真集。「高度経済成長」という名のバブルの波に攫われる寸前に撮影されていたその映像は民俗文化の貴重な史料であり、いままた「市町村大合併」で掻き消されようとしている地域文化を後世に伝える貴重な史料でもある。
奄美大島から岩手県にわたる漁村、農村、山村、さらに宿場や街区など多岐にわたる地域において各種の民家や集落のほか蔵や小屋なども記録されている。
安藤邦廣筑波大学教授の論文のほか、これとの連携にも配慮した写真説明では各地の風土・歴史にも触れるよう心掛け、かつ同類や対比的な掲載例の相互関連性にも言及するなど、総体としての日本の民家全般に敷衍しうる内容となるよう編集されている。
著者:大橋富夫、安藤邦廣
出版社:彰国社
サイズ:250×250
ページ数:278
発行年:2008.05
