集まって住もう 眼を養い 手を練れ 2
いま社会に浸透している集合住宅のイメージやビルディングタイプにとらわれずに、「集まって住む」ことをさまざまな視点から考えるための教科書。集合住宅に関する約50のキーワード(コラムを含む)をピックアップし、古今東西の都市、集落、建築を参照しながら、ソフトとハードの両面から「集まって住む」ことの可能性を探る。各キーワードで掲載する事例は、いくつかのスケールに統一した手描きの図面で紹介し、キーワードの要旨がヴィジュアルに理解できる構成とする。
■目次
・第一章 集まって住む「かたち」
並ぶ/囲む/密集する/分散する/独立する/つながる
断面的に組み合う/立体的に組み合う
・column
シーランチ/客家住宅
・第二章 集まって住む「関係」
領域をダイアグラムで考える/人間モデルで考える
フリースペース/公私の間の中間領域/アクセス空間のしかけ
自然との間の中間領域/「離す」こと
・column
表出/人が集まる場/個が集まる光/個を分ける光
下町・長屋の生活
・第三章 集まって住む「しくみ」
単身居住/シェア居住/参加/サスティナビリティ
パブリックハウジング
・column
「個人用居住単位」という課題
コハウジング
・第四章 集まって住む「場所」
外部の敵/血縁/地形・自然・風土/都市・街・道
農のしくみ/自然のしくみ/百年の計画/緑地とコモン
ランドスケープ
・column
マー・ヴィスタ・ハウジング
五つのハードと一つのソフト
著者:居住空間デザイン講師室
出版社:彰国社
サイズ:B5
ページ数:149
発行年:2010.11
