住まいと環境 住まいのつくりを環境から考える
建築環境工学は学ぶ範囲が広く、また数学・物理の知識も必要とするため苦手とする学生が多い。本書は、膨大な環境工学の知識のなかから、住まいに関連する事項をまとめた教科書である。データとして取り上げる素材や構法など、住まいに関連するものから選択し、環境工学と、住まいとの関わりを理解できるよう構成した。グラフなどはなるべく読み方を示し、数式は具体的な数値を挙げて理解を深めるように試みた。インテリア学科や家政学部で住居を学ぶ学生に好適。
■目次
・1章 住まいを取り巻く環境
自然と暮らし/現代の住まいと環境計画
・2章 住まいと日照・日射
住まいと太陽/住まいの日照計画/住まいと日射
・3章 住まいと光・色
光の性質/自然照明の計画/人工照明の計画/色彩の計画
・4章 住まいと空気
住まいと換気/換気の種類
・5章 住まいと熱
人と温熱感覚/住まいと熱/住まいの湿気と結露
・6章 住まいと音
音の性質/騒音と振動/響きと吸音
著者:大内孝子
出版社:彰国社
サイズ:A5
ページ数:200
発行年:2010.10
