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まち路地再生のデザイン 路地に学ぶ生活空間の再生術

セール価格 2,530円(税込)

路地はクルマの通れない、「劣った道路」ではない。歴史の中で、巧みにデザインされてきた生活空間である。ところが、道路の論理で一刀両断され、4m以上の幅をもつ道路にすることが求められてきた。本書では、路地というシステムが、歴史的に形づくられてきた生活空間づくりの仕組みであることを明らかにするとともに、豊富な実例を通して、路地を起点とするこれからの都市・まちづくりを示す。

■目次

・はじめに

・I章 まち路地再生のデザインの思想と方法

「視座」道路と路地空間を比べる

路地は道路ではない/路地がまちの記憶をつなぐ/江戸から東京まで路地をたどる/路地を計画する

・II章 討論 まち路地再生へ

路地的空間をまちへどう展開するか

・III章 実例 まち路地再生のデザイン

都市型ミニ戸建て住宅地の可能性/歴史から見た銀座における路地再生/路地的空間を組み込んだ集合住宅/生活文化とアーバニティをもつドイツの路地/路地を持続・継承するまちづくりへの転換

著者:宇杉和夫、青木仁、井関和朗、岡本哲志

出版社:彰国社

サイズ:四六

ページ数:260

発行年:2010.01