GS群団連帯編 まちづくりへのブレイクスルー 水辺を市民の手に
篠原修、内藤廣の両氏が率いる、GSデザイン会議が行う連続シンポジウムの単行本化。GSデザイン会議は、まちづくりや空間デザインに対して多分野の専門家によるデザイン体制(コラボレーション)の重要性を指摘し、その実践に取り組んでいるが、「GS群団シリーズ」の第3弾となる本書では、日本各地でめざましい成果を挙げている実践家たちの活動を取り上げる。現実の壁をどう乗り越えたのか、当事者の本音が語られる。また、どのような人がどうかかわって空間づくりが行われたのか、プロジェクトを実現させた裏側にある専門的な技術や知恵ついても語る。構成は、各回とも講演、パネルディスカッションでまとめた。
■目次
・石を蒔く、海に暮らし続けるために 木野部海岸(青森県むつ市)
・鍬もって、都市公園をみんなの庭に 児ノ口公園(愛知県豊田市)
・森をつないで、都市河川を地元の川に 和泉川(神奈川県横浜市)
・水を集め、見捨てられた川を再び故郷の宝に 源兵衛川(静岡県三島市)
著者:篠原修、内藤廣、二井昭佳
出版社:彰国社
サイズ:B6
ページ数:257
発行年:2010.09
