内藤廣の頭と手
本として結実するまでに8年の歳月を要した、35本のエッセイと、そのときどきのダイアグラム。
「われわれは先の見えない大きな時代のうねりの中にいる。
こういう時代だからこそ、思考を形にするダイアグラムをみんなが描き、心の内を表明することが必要なのではないか。
その先に、必ず次の時代の多くの人が共有し得る指標が生まれてくるものと信じたい。」
■目次
プロローグ/二匹の魔物/生と死・人間と自然/なんでも手帳
赤と白/紋様/突然オハカ論/固体・液体・気体/神とカミ
WAVE/西東北内陸地域/建築と生命とエントロピーと
海博集落スケッチ/構造ダイアグラム/構造・設備・意匠
図面イメージ/グルード、そしてピアソラ/CD-ROMの中の時間
建築スタイル/三つのゾーニング/建築・都市・土木
教えること/WTC/ネットワーク/豊洲グリッド/手の復権
加賀の自画像/プレゼンテーション/グッドデザイン賞
住宅について/ArchitectureとDesign/三つの広場
二五六七三ドット/3・11モデル/セミ・ラチスとツリー/志と金
・エピローグ
著者:内藤廣
出版社:彰国社
サイズ:190×125
ページ数:223
発行年:2012.12
