それでも「木密」に住み続けたい! 路地裏で安全に暮らすための防災まちづくりの極意
その危険性から早急な改善が叫ばれている木造密集市街地、いわゆる「木密」。しかし、「木密」ならではの懐かしい風情、親しいご近所づきあいは、失いたくないものです。では、その危険な「木密」で安全に暮らすにはどうしたらよいのでしょうか。本書では、全国の密集市街地から集めた「木密」への処方箋を紹介しています。
■目次
・序章 住みつづけたい木密とはなに?
・第一章 あなたも木密に住んでいる!木密で呑んでいる!
1 木密の魅力を知ろう
2 木密をめぐる制度、政策はどうなっているか
・第二章 木密の恐さを知ろう
1 木密の災害の歴史
2 火災、地震時の被害を考える
3 木密にはほかにもこんな課題もある
・第三章 木密に安全に住みつづける手法
1 まず、まちを見直す
2 早く発見し、早く伝える
3 力を合わせて早く火を消す
4 安全に避難する、火災に弱い隣人を助ける
5 家とまちを地震や火災に強くする
6 ご近所の底力でまちを守る
・第四章 木密に住み続けるために行動を起こそう
・コラム
著者:後藤治、関澤愛、三浦卓也、村上正浩
出版社:彰国社
サイズ:B6
ページ数:255
発行年:2009.10
