青木義次の計画発想法
建築の計画やデザインを考えていくうえで、斬新なアイデアを出し独創的であることと、失敗しないように慎重であることは、一見相反するように感じられるかも知れない。しかし、失敗をしないようにいろいろ思考し、工夫を凝らすことから独創的なアイデアが生まれることがある。本書は、建築の発想において、アイデアを導くと同時に失敗を回避する、そのためのポイントをまとめたものである。
■目次
1 発想も失敗回避も想像から/2 みんなで渡るのが怖い/3 流行というマンネリ
4 問題をつくるな/5 経験と常識とのつきあい方/6 イメージをブラッシュアップせよ
7 だれが理解するかを理解する/8 思考のセクショナリズムを打破する
9 時間の流れを考える/10 最適だからこそあぶない/11 プロフェッショナルの危険
12 失敗や不備を活用する/13 いけないことは考えたがるし考えたほうがよい
14 似たものは何でも使え/15 発想能力×時間の原則/発想力をきたえる演習
16 社会や文化のなかで生きているわれわれ
著者:青木義次
出版社:彰国社
サイズ:B6
ページ数:200
発行年:2009.09
