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場のデザイン

セール価格 2,970円(税込)

人間にとっての第二の自然であるまち・都市における場づくりは、単なる個別のデザインの集積にとどまるものではない。それは、従来の建築、造園、土木、アートの枠組みを越えたものであり、相互の会話を成り立たせる共通のデザイン作法が必要となる。本書は、建築家・槇文彦とランドスケープアーキテクト・三谷徹の20年近くにわたる協同プロジェクトをベースとした対談、風景、庭、アートプロジェクトにかかわるデザイナーたちとの対論からなる。ときに設計プロセスに深く切り込み、風景とデザインのかかわりを語り、ときに建築と土木デザインの密接なかかわりを歴史にたどり、さらにアートプロジェクトとまちおこしにふれる。

■目次

・まえがき ランドスケープアーキテクトとの出会い 槇文彦

・I 場へのまなざし 対談:槇文彦×三谷徹

・II ゲストと語る場づくりの作法

風景をつくる(ゲスト 篠原修)/内と外をつなぐ(ゲスト デイビッド・バック)/アートと場が出会う(ゲスト 北川フラム)/ランドスケープのものさし

・III 槇文彦をめぐるランドスケープ考 三谷徹

槇文彦との仕事/「面」への挑戦、ランドスケープの形態言語/空間の文学 モダニズムが回避したもの/現象のデザイン 生まれ消えゆくもの

・あとがき 現代の庭に向けて 三谷徹

著者:槇文彦、三谷徹

出版社:彰国社

サイズ:190×190

ページ数:195

発行年:2011.03