パブリック空間の本 公共性をもった空間の今までとこれから
Official、Common、Open、Connectingといった特性が重なり、相反し、さまざまな相を見せながら変容をつづける「パブリック空間」。たくさんの人びとが共用する空間を計画、設計するのなら「パブリック空間」の相を見る目を育てましょう。
■目次
・第一章 パブリック空間の系譜
パブリック空間の原型
当地と宗教から生まれたパブリック空間
社会の変革と工業化が生み出したパブリック空間
理想の新都市像と計画されるパブリック空間
互助の精神が生んだ近代日本のパブリック空間
都市復興期に生まれたパブリック空間
アーバンデザインとリージョナリズムによる開花したパブリック空間
変容と再生を続ける現代のパブリック空間
・第二章 パブリック空間のつくられ方と使われ方
パブリック空間のつくられ方
パブリック空間の使われ方
・第三章 パブリック空間の読み取り方
パブリック空間のノーテーション
・第四章 プライベート空間のなかに現れるパブリック空間
プライベート空間のなかにあらわれるパブリック
パブリック空間に滲みだすプライベート
・第五章 パブリック空間の設計手法
・付章 パブリック空間をめぐる論考と視点
著者:今村雅樹、小泉雅生、高橋晶子
出版社:彰国社
サイズ:B5
ページ数:175
発行年:2013.08
