夢見るスケール スケール・寸法・サイズの博物誌
設計において必須であり、またプレゼンの場においても役立つ「スケール」感覚。
本書は、1.スケールに対する基本的な考え方から、2.スケールをめぐる空想旅行、3.都市や地域・大陸間規模で存在する見えにくいスケールに関するガイド、4.スケールの基盤となる寸法やサイズの一覧で構成されており、著者の様々な知識とともにスケールについて学ぶことができる。
■目次
I.スケール序論
スケールの孵化/スケールと寸法、サイズ
抽象的な単位と身体的な単位/超大単位
2つのモデル/スケールの錯覚/スケールのレトリック
モデュール/ヒューマンスケール
II.スケール千一夜
手の中のスケール/ナマコのピアニスト
身近な定規/趣味の生活/ロートレアモン的サイズ実験
変身の観察/思索するダチョウ/モデュロールをめぐって
旅立ちの受胎告知/ワニはいつも人を驚かせる
森の中のコング/ゴールを守る神々/覚醒するオフの渚
ピットには芳香が漂う/幼稚園の前での記念撮影 ほか
III.見えないスケール
街区/街路・道路(幅員)/街路・道路(長さ)/航続距離
軌道系長さ/射程距離/主要2点間距離/都市比較
IV.寸法・サイズの記憶リスト
著者:彦坂裕
出版社:彰国社
サイズ:B5
ページ数:111
発行年:2013.03
