ヘルスケア環境のデザイン
患者が力を取り戻すために、高齢者がいつまでも自立した生活をおくれるように、ヘルスケア環境のデザインはどうあるべきか。グローバルな最新の研究調査と豊富な事例を紹介しつつ、デザインが果たす大きな役割を具体的に示している。第1部は高齢者長期ケアの環境、第2部は外来ケアの環境、第3部は入院医療の環境という構成で、高齢者のケア住宅をはじめ、ホスピス、亜急性期ケア施設、リハビリ施設、クリニック、健康増進センター、産科、小児科、精神科、医療ホテル、総合病院、重症期ケアの治療室と病室などなど、それぞれの細部に及ぶデザインの指針を明示している。
■目次
第1部 高齢者の長期ケア(ケア付き住宅/痴呆性高齢者のケア/家庭でのケア/ホスピス/亜急性期ケアとリハビリ)
第2部 外来ケアを考える(高齢者のデイケアと休息/クリニック/健康増進センター)
第3部 入院医療施設(産科/小児病院/精神病院/医療ホテル/総合病院/重症期ケア)
著者:シンシア・レイブロック
出版社:彰国社
サイズ:B6
ページ数:344
発行年:2004.09
