躯体図で学ぶ施工図の見かた描きかた
施工図を読み解くには、まず躯体のかたちに盛り込まれた情報を的確に理解できることが重要である。躯体図には品質・コスト・工期・安全・環境などの諸要素について総合的に検討した結果が示されており、読み取るには相応の知識と技術力を必要とし、施工に携わる経験年数が少ない技術者にとっては難しい。
そのために、まず躯体のかたちを理解させ、躯体図の作成ポイントを身につけ、最終的には施工図の作成やチェック能力を身に付けさせることを目的としたのがこの本である。
■目次
・躯体図の作成について
設計図と施工図/施工図の役割/なぜ躯体図か/この本の構成
・作図要領
躯体図の基本的な作図方法/躯体図に用いる記号
・躯体図を描くためのポイント
さまざまな基礎伏図・床伏図/地下階および基礎部躯体図作成のポイント/1階躯体図作成のポイント/基準階躯体図作成のポイント/最上階および屋上躯体図作成のポイント/その他
・各種仕上げと躯体図との関係
外壁/内壁/床
・付表
降水量と樋/シーリング、線膨張率/チェックリスト
・索引
著者:「施工図の見かた描きかた」委員会
出版社:彰国社
サイズ:A4
ページ数:128
発行年:2008.11
