プロジェクト・ブック 建築文化シナジー第1弾
「建築文化シナジー」として刊行されていく新シリーズ第1弾。
この本はつくるモノについてではなく、つくるキモチについての本である。「創造」を「モノ」として切り出すのではなく、身体・環境・時間を含み込む「コト」として取り出すことが目的である。発意の仕方、共有、コミュニケーションの仕方を学び、創造の瞬間を生みだすプロジェクトのダイナミズムを理解することで、才能とは関係なく、誰でもそこに至ることができる。創造とは、「世界」との「接触面」のつくり方にほかならない。阿部仁史ら、伝説のチームが鍛えた創造の極意63を写真や図を盛り込んで紹介する。
■この本の構成について
この本は、内容も構成も異なる3つの文章の流れが絡み合い、交互に立ち現れる、マルチトラック方式の構成を取っている。通読せず、気になるところだけ読むなど、自由な読み方ができる。
・1番目の流れは、デザインプロジェクトの過程で有効に使えるキーワード群、63 Project words
・2番目の流れは、さまざまなかたちでデザインプロジェクトに関わってきた人たちの独自の視点による11 columns
1.みかんぐみの席の座り方 曽我部昌史/2.創造的な働く場所 西村佳哲/3.言葉を探しに 馬場正尊/4.プロジェクトの道具としての組織 仲隆介/5.ワークショップの仕方 黒沢伸/6.プロトタイピングに通じるということ 西山浩平/7.建築プレゼンテーションで伝えられること 槻橋修/8.アフォーダンスのフィールドから 佐々木正人/9.身体を動かさなきゃ! 藤沢弥生/10.モノで考える 千葉学/11.審査員は「何」を選ぶ? 古谷誠章
・3番目の流れは、編者たちが実際に行ったプロジェクトの過程をそのまま記録したログ、case study
著者:阿部仁史、小野田泰明、本江正茂、堀口徹
出版社:彰国社
サイズ:180×185
ページ数:203
発行年:2005.03
