スウェーデン「住み続ける」社会のデザイン
「住み続ける」ための社会制度・住宅・コミュニティづくりで様々な努力・試みを重ねてきた福祉国家スウェーデン。軌道修正しながら、なおも新しい社会をつくり続ける姿に、少子高齢化や経済格差で居住困難が生じている日本社会に生きる私たちが学べること、社会を変えるためにできることは何かを考える。
■目次
第1章 スウェーデンの住宅政策
住宅政策の歴史/現在の住宅政策/「住み続ける」ための社会制度
第2章 スウェーデンの住宅・コミュニティ事情
高齢者の住まい/障害や難病のある人の住まい/コレクティブハウジングという共生型住まい
セーフ・コミュニティというまちづくり/最期まで自宅に「住み続ける」ための仕組み
第3章 スウェーデンの住宅政策の転換に伴う住宅地格差の現状
ストックホルムにおける住宅地格差の問題
「住み続ける」社会をデザインするために
第4章 「住み続ける」社会を考える 日本とスウェーデンの比較
住宅政策の歴史的変遷を比較して/「住み続ける」ための住まいを考える
「住み続ける」ためのコミュニティを提案する
「住み続ける」ために目指すべき方向
著者:水村容子
出版社:彰国社
サイズ:四六
ページ数:262
発行年:2013.12
