建築 新しい仕事のかたち 箱の産業から場の産業へ
従来のスクラップ・アンド・ビルドの「箱の産業」ではなく、利用の構想力が試される「場の産業」への転換という立場に立ち、すでに動きだし、着実に成果を上げている人たちへのヒアリングを交えて、建築の「新しい仕事のかたち」を具体的に描き出す。建築が新たに建てられなくても、建築にかかわる仕事はむしろ増えている、そうした力強いメッセージ。
■目次
はじめに 建築、新しい仕事のかたちを考える時
1章 生活する場から発想する 利用の構想力
2章 空間資源を発見する
3章 空間資源の短所を補い長所を伸ばす
4章 空間資源を「場」化する
5章 人と場を出会わせる
6章 経済活動の中に埋め込む
おわりに 自然に体が動き出した人々に学ぶ
著者:松村秀一
出版社:彰国社
サイズ:四六
ページ数:156
発行年:2013.12
