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建築のサプリメント とらえる・かんがえる・つくるためのツール

セール価格 2,530円(税込)

構想に行き詰まったとき、複雑な関係性のなかから解を見いだそうとするときに、創発性を換気することを目的として、行為と空間と操作の組合せにより抽出した10項目のカテゴリーと重要なキーワードを通して、発想のヒントを提示する。

■目次

I. 個の変容

 居場所(1) 私の「ありか」を計画する

 個室 ひきこもらない個室のつくり方

 人間の視覚 3次元空間の知覚を計画する ほか

II. 生活のかたち

 ライフステージ・ライフコース 生活の変化に柔軟に対応する空間

 すみこなす 仮設住宅をカスタマイズする

 ロボット ロボットと共生する建築空間 ほか

III. 支え合う

 グループホーム 住宅と施設の境界をなくす

 ユニット居住 個室の集合を形にする

 ケア空間 地域にケアネットワークを構築する ほか

IV. 動き

 滞留空間 人の滞留をデザインする

 広場での行動 出会いの場を計画する

 シークエンス 人の移動の視点から建築・都市を考える ほか

V. 空間操作

アクティビティ 見えることがコミュニケーション回路を生み出す

 秩序(1) 建築は秩序をどのように見せるか

 秩序(2) らしく見せる/らしくなく見せる

 囲む 自分たちの領域をつくる

 室内の都市化 「駅の無境界化」をデザインする

 立体構成 断面から考える

 建築の配置 分割と再配置により周辺環境に関係づける ほか

VI. シェア

 異世代ホームシェア ほどよい交流空間をデザインする

 共有空間 コミュニティのハブとしての共有空間

 プラットフォーム 利用ルールと場所の共有

 時間 時間をシェアするデザイン ほか

VII. コミュニティ

 リアル・コミュニティ コミュニティのリアリティを計画する

 交流の場 地域の中に交流の場をつくる

 子育て 子育て空間はイエを含む街全体である ほか

VIII. 街と建築

 ゲーテッド 上手な閉じ方をデザインする

 守る 開きつつ守る

 住宅と外部 街と接続する外部空間

 街の中の図書館 知性の基盤から公共の広場へ ほか

IX. 再生

 DIY 自ら再生するデザイン

 エリアマネジメント 建築の力で地域を元気にする

 転用 既存住宅ストックを福祉転用する ほか

X. マネジメント

 PM(2) ショッピングモールは「公」を担うことができるか

 合意形成(1) 参加の形を設計する

 クロスプログラミング 異質な機能・空間を重ねる

 住宅と制度 住宅をめぐる制度の再設計 ほか

著者:小野田泰明、鈴木雅之、鈴木義弘、伊藤俊介、渡邊朗子

出版社:彰国社

サイズ:210×125

ページ数:198

発行年:2014.05