生活の視点でとく都市計画
暮らし・住宅の視点から身近な生活圏・まち・都市を考えるための本。生活目線に立ち、良好な居住環境をつくるためのガイドをめざす。近代以降の歴史的な経緯を踏まえ、現代的な課題(価値観の領域にまで)にアプローチする。見開き単位で各単元を構成、テーマ解説と関連図版を大判でわかりやすくレイアウト。読むことと眺めることが両立したテキスト。
■目次
・0 伝統的な居住形態から豊かな生活環境を探る
農山漁村の暮らしを支える集落形態
都市居住の形を振り返る
・1 生活空間の計画論
都市論の誕生と展開/生活空間計画の展開
生活圏域を取り巻く土地利用/土地利用コントロール
・2 生活を支える基盤
都市の緑と公園/治水・利水と廃棄物・エネルギー
交通計画/開発と環境・市民
・3 生活空間の計画のための視点
快適な居住環境をつくる/地域の個性と景観
災害に備える/さまざまな主体から考える
・4 生活空間の再編
農村/中心市街地/密集市街地/郊外住宅地/都市居住
・5 生活空間のマネジメント
住民とまちづくり/コミュニティを支えるマネジメント
著者:薬袋奈美子、室田昌子、加藤仁美
出版社:彰国社
サイズ:A4
ページ数:136
発行年:2016.08
