
20世紀の思想から考える、これからの都市・建築
20世紀を代表する6人の思想家に焦点を当て、彼らの都市論/建築理論はどのような社会背景で生まれたのか、その時代に求められた必要性を都市・建築の歴史をひも解きながら紹介。欧米から生まれた都市論と日本の現代社会と都市を相対化させることで、新しい建築/都市とはどのようなものなのか、私達がこうした思想とどう向き合うのかを考える。
■目次
・はじめに 小嶋一浩+寺田真理子
・アンリ・ルフェーブル ふるまいの生産
南後由和/塚本由晴/藤原徹平
・コーリン・ロウ 処方箋としてのコラージュ・シティ
市川絋司/渡辺真理/北山恒
・ケネス・フランプトン 批判的地域主義と建築のローカリティ
市川紘司/渡辺真理/藤原徹平
・アルド・ロッシ 『都市の建築』と新しいタイポロジー
山道拓人/長谷川豪/北山恒
・クリストファー・アレグザンダー パタン・ランゲージから学ぶこと
連勇太郎/難波和彦/北山恒
・レム・コールハース ダッチモダンから考える
岩元真明/石田壽一/小嶋一浩
著者:横浜国立大学大学院、建築都市スクールY-GSA
出版社:彰国社
サイズ:四六
ページ数:247
発行年:2016.09