体験的ライフタイム・ホームズ論 車いすから考える住まいづくり
大学院時代に突如、下肢の動きを失い、手の可動域も限られる車いす使用者となった夫と妻が取り組んだ自邸づくりをもとに「ライフタイムデザイン論」をえがく。高齢者住宅の研究家、脳性まひ者で当事者研究に取り組む小児科医、著者のリハビリを支えたソーシャルワーカーをゲストに招き、その課題を掘り下げる。
■目次
・自分の家を自分で考える
気がつくと、障害者になっていた
本格的なリハビリの開始
まちの中に住む
車いすの人と初めて会う
自分たちの家をつくる
職場復帰をめざしたリハビリのころ
・今、住まいに必要なこと
ひとつの家に住むことと地域に住むこと
住まいとからだのかかわり方
・わたしたちの家づくり作法
自分の家を自分で考えるというアイデア
実践的ライフタイム・ホームズ
著者:丹羽太一、丹羽菜生、園田眞理子、熊谷晋一郎、小竿顕子
出版社:彰国社
サイズ:A5
ページ数:211
発行年:2016.11
