
建築のリテラシー
建築の歴史を知らなくてもデザインはできるが、歴史を知ることでデザインの幅は広がり、建築の見方が変わる。構造の計算に頭を悩ますあまり、構造を避けていた人が、構造とデザインの結びつきを知ることで、構造学へのまなざしが変わる。こうした気づきを通して建築学の<知識>を組み替え、それを計画・設計する際の<実践知>へと変えることが、本書のねらいである。
■目次
第1章 日本建築史が育む「建築知」
第2章 西洋建築史から学ぶ「普遍の美と知」
第3章 「計画学」でたどる 身体からコミュニティまで
第4章 「作法」から建築の発想へ
第5章 「構造」からデザインへ
第6章 近代以降の「建築と都市」
第7章 「総合」としての建築デザイン
著者:遠藤政樹、石原健也、今村創平、田島則行、多田脩二、藤木竜也
出版社:彰国社
サイズ:A5
ページ数:227
発行年:2018.07