
コンピュテーショナル・ファブリケーション 「折る」「詰む」のデザインとサイエンス
3Dプリンターなどのデジタル工作機械の広がりとともに、「デジタル・ファブリケーション」が注目を浴び、その影響はあらゆる領域におよんでいる。
本書では、こうしたものづくりの変容のなかで求められるコンピュテーショナル・デザインの基礎を学ぶ。デザインとサイエンスをつなぐ豊かさや楽しさを味わうことができる入門書。
■目次
・DIALOGUE コンピュテーショナル・ファブリケーションが目指すもの
田中浩也×館知宏
・前編 折る
折紙の幾何学、可展面と曲率、折紙テセレーションのデザイン
オリガミ・ファブリケーション、平坦折りの理論
折りの対称性、オリガマイザ、剛体折紙、厚みのある折紙
折板構造、折紙のフイゴ、折紙メタマテリアル
総合課題
・後編 詰む
空間充填、空間分割、立体トラス、オープンセル構造
非周期空間充填、高次元の多胞体、モジュールとジョイント
3Dプリンティング、3Dアセンブリ
総合課題
・COLUMN
自己折り(セルフフォールディング)
「編む」の可能性
コンピュテーショナル・ファブリケーションをさらに学ぶために
著者:田中浩也、館知宏
出版社:彰国社
サイズ:A5
ページ数:175
発行年:2020.06