
リスボン 災害からの都市再生
1755年11月1日、ポルトガルの首都・リスボンを大地震が襲った。この大地震は、大航海時代の栄華からポルトガルが衰退する契機となったという否定的な見方だけでなく、この国の近代化を推進したと肯定的に評価されることもある。本書では、その都市復興プロセス、近代都市の理想に向けた試みなど、建築史または都市史的観点から考察していく。
■目次
プロローグ
第1章 リスボン地震発生
第2章 リスボン市内
第3章 失われたリスボン
第4章 ポンバル侯と臨時政府
第5章 緊急施策
第6章 復興に向けて
第7章 都市再建計画の作成
第8章 再建の手法とその過程
第9章 ポンバリーノ建築
エピローグ
著者:大橋竜太
出版社:彰国社
サイズ:四六
ページ数:260
発行年:2022.12