宮大工千年の「手と技」 語りつぎたい、木を生かす日本人の知恵
世界に誇る、日本の伝統的な木造建築の技術の素晴らしさと美しさ、そしてそれを支えてきた日本の大工の「手と技」を、文化財専門の宮大工が語る。2000年刊「宮大工千年の知恵」の続編。
■目次
・1章 一本の柱をつくる
古代から今に受けつがれる「手仕事」の知恵
・2章 「木組み」とサシガネ-驚異の知恵
「古の計算尺」で何ができるのか
・3章 「規矩術」が示す木を生かす工夫
職人たちが自然の中から編み出した数々の技術
・4章 「不揃い」がつくり出す強さと味わい
木も人も、「遊び心」があるから生きてくる
・5章 「古の匠」の、飽くなき美の探究
よみがえった「金剛輪寺三重塔」
・6章 「手」の技は「からだ」の技
「宮大工」の仕事を次代に残すために何が大切か
著者:松浦昭次
出版社:祥伝社
サイズ:195×135
ページ数:218
発行年:2001.09
