江戸の陰陽師 天海のランドスケープデザイン
徳川幕府の宗教担当ブレーンとして「黒衣の宰相」と呼ばれ、その政権の礎を築いた天海(家康、秀忠、家光に仕えた僧侶)。天台密教は言うに及ばず、陰陽五行思想や道教、さらに陰陽道を駆使して、日本的風水による江戸の町づくりを「陰陽師」さながら実践した大スケールの人物を、遺された神社や寺院の建築群を主軸に、ランドスケープデザインの実態を通して展開する。写真・図版資料多数掲載。
著者:宮元建次
出版社:人文書院
サイズ:B6
ページ数:205
発行年:2001.11
