建築ノート 2009 No.07 最先端建築家の仕事術
スケッチでイメージを描く、模型を数百個つくる、徹夜で語り明かす。
建築家の仕事は千差万別。建築家の数だけ建築の仕事術があるといってもいい。だから建築作品と、仕事場の空気や進め方とは符合する点が多い。言ってしまえば建築のやり方に王道はない、ということになるのだが、一方で、互いのやり方を知ることで、刺激され影響を受けることもある。最先端を行く建築家たちは、どんな風に共同作業を進めるのか?ミーティングの仕方は?どんな模型材料を使うのか?どうやってチャンスをGETするのか?今回の建築ノートでは最先端の建築家たちの仕事場や仕事の進め方について取材した。若手から国際的なビッグネームに至るまで、最先端の仕事術を垣間見ることにより、そこに新しい時代を切り拓くヒントを見つけられるかもしれない。
■最先端建築家の仕事術
・OMA NY 重松象平 インデペンデントでありOMA魂のある建築工場
・SANAA 人・モノ・自然を融合するもう一つの公園
・石上純也 建築に見えないような「なにか」をつくりたい
・平田晃久 自然界に潜む多様な内発性から建築を切り拓く
・永山祐子 いま、ここにいるリアリティを求めて
・中村竜治 極限の彼方を覗きこむはるかなる「形」の探究
・みかんぐみ 新しい建築活動に挑む4人のプロフェッサーアーキテクト
・藤村龍至 建築界を騒がせる活動の原点に迫る
・Table of Youth 若手建築家+若手予備軍による熱血批評 特別版
・アニリール・セルカン 多分野をクロスオーバーしながら建築と向き合う研究者
■特別企画
・トーキョー建築展クルージング2009(特製クルージング路線MAP付き)
・建築好きのための妻有攻略キーワード「大地の芸術祭」越後妻有アートトリエンナーレ2009
・TOWARD THE GLOCAL NEIGHBORHOOD
ニュータウンを越えて 八潮街並みづくりの100年運動2008年活動報告
座談会「21世紀に求められる街並みづくりとは?」
■連載
・Art&Architecture Around the World
・Dr.KORUBU 第5話
・Round Reading No.6 誌上読書会「都市はデタラメか?」
著者:
出版社:誠文堂新光社
サイズ:A4
ページ数:127
発行年:2009.07
