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露地を彩る蹲踞大全

セール価格 3,080円(税込)

「蹲踞」とは、日本庭園を彩る添景物のひとつで露地(茶庭)に設置されます。もともと茶道と深い関係にある蹲踞は、茶道の習わしで客人が手水で手を洗うときに、「つくばう(しゃがむ)」ように身を低くして手を清めたことからその名がつきました。

本書では、その蹲踞を構成する「手水鉢」を中心に、役割や名称、仕組みなどの基礎知識から、デザイン、歴史、作法と鑑賞の仕方、茶道との庭との関係などについて豊富な写真や図版・イラストでわかりやすく紹介しています。

また近年、日本の庭園文化を代表する装飾・仕掛けのひとつとして再び注目された「水琴窟」についても、その構造や設置の仕方などを詳しく解説、文字通り「蹲踞」のすべてがわかる一冊になっています。

■目次

・蹲踞の構成と作法

・水琴窟の仕組みと設置方法

・手水鉢デザイン実例集

・手水鉢を巡る物語

・手水鉢の歴史

・用語解説

著者:

出版社:誠文堂新光社

サイズ:B5

ページ数:192

発行年:2014.07