利休 茶室の謎
NHKディレクターの著者が、利休の茶室待庵(国宝)とそっくりの民家を韓国で見つける。利休と朝鮮の関係は?文献に出る「高麗囲い」は「こうらいがこい」ではなく「こまがこい」と発音し、それが「小間」に変わったのではないか。韓国では国花とされるむくげが茶道でよく使われること。陶芸における朝鮮の影響。それらをまとめてテレビ放映するまでの過程を興味深く描いた遺稿。河合隼雄、久田宗也、脇田修各氏追悼文収録。
著者:瀬地山澪子
出版社:創元社
サイズ:195×140
ページ数:210
発行年:2000.08
