大聖堂ものがたり 聖なる建築物をつくった人々
たしかにエジプトやローマも巨大な建築物を生んだが、ヨーロッパ中世においては修道士、政治家、領主から農民まであらゆる身分のものが建設に参加し、「文明そのもの」が宗教建築物に熱狂するという様相を呈した。本書はそのなかでも中世の芸術と先端技術の結晶である大聖堂(司教座聖堂、カテドラル)の巨大化を支えた建築家や職人集団らの技術・組織・歴史を詳細に描く。建築から見たヨーロッパ中世史。
著者:アラン・エルランド・ブランダンブルグ、池上俊一
出版社:創元社
サイズ:B6変
ページ数:188
発行年:2008.03
