飛田百番 遊廓の残照
「鯛よし百番」は、大正7年に開業した飛田遊廓を代表する建物の一つ。大仰な唐破風、日光東照宮を模倣した待合、住吉大社の太鼓橋のミニチュア、桃山風意匠の絢爛豪華な大広間、喜多八の間・祇園茶屋の間・紫式部の間・由良の間など部屋毎に趣向が凝らされた小部屋と、様々な「遊びのデザイン」に充ちている。文化庁登録有形文化財のこのキッチュな数寄屋建築の魅力を、100枚のカラー写真で余すところなく伝える。
著者:橋爪紳也、吉里忠史、加藤政洋、上諸尚美
出版社:創元社
サイズ:A4
ページ数:88
発行年:2004.01
