コンサートホールとオペラハウス 音楽と空間の響きと建築
世界31ヶ国の100の音楽ホールについて、写真、図面、建築の詳細データを含め一挙に解説。著者は音響設計者の目でホールの建築を観察、可能な限り同じ条件でコンサートを聴き、演奏家や音楽評論家にも取材しまとめた。理論解説もあり建築家や音響専門家にとって貴重な資料・教科書であるとともに、一般音楽愛好家には音楽ホールの格好のガイド。
■目次
・第1章 音楽と音響
良い響きとは何か?/空間の響きと演奏家/空間の響きと音楽史/空間の響きと聴衆
・第2章 音楽音響学の用語
用語の定義と説明/残響時間と音の豊かさ/直接音、初期反射音、残響音/初期残響時間/連続音の速さ/明瞭性と透明感/共鳴/親密感あるいは臨場感と初期時間遅れ/中音域の残響感/空間性/暖かさ/音に包まれた感覚/音の強さと音量/ティンバーと音色/音響的グレア/輝かしさ/バランス/ブレンド/アンサンブル/応答の即時性/テクスチャー/エコー/ダイナミックレンジと暗騒音レベル/音質の阻害要因/客席部の音の均一性/ホールの響きに影響を受ける音楽の品質の要約
・第3章 コンサートホールとオペラハウス100
・第4章 コンサートホールの音響学
インタビューと質問表に基づく58のコンサートホールの音響空間としての品質の評価順位
残響時間-音楽家の嗜好/建築的諸元/音響空間としての品質に関係する音響物理量/建築設計に関する考察/室内楽ホール/結び
・第5章 オペラハウスの音響学
質問表調査による21のオペラハウスの音響空間としての品質の評価順位/23のオペラハウスの音響特性の物理測定値/オーケストラピット/ボックス席とバルコニー/エコーと歪み/結び
・第6章 日本のホール
まえがき/日本人の音感覚、響き感覚/コンサートホールへの歩み/コンサートホールの誕生/わが国の建築音響設計技術の特徴と成果/オペラハウスについて/本書の特色とコンサートホールの響きについてのベラネクの考え方/あとがき
・付録1 用語、定義、換算係数
・付録2 コンサートホールとオペラハウスの音響データ
・付録3 公式、技術データ、吸音率
著者:レオ・Lベラネク、日高孝之、永田穂
出版社:シュプリンガーフェアラーク東京
サイズ:265×190
ページ数:657
発行年:2005.11
