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万物は生きている

セール価格 2,096円(税込)

古来、日本人は尊い国に生まれたことを誇りに思い、

将来に夢を託し、それを子々孫々に継承しながら、近代の入口まで粛粛として、歩んできた。

しからば、現代の混迷と、アイデンティティの無さは何故だろうか。

著者の人生を通した疑問はそこにあり、説いた概念もそこにある。

そして、21世紀の夢につながるヒントも、ここにはある。

神社建築設計の第一人者が、晩年の集大成として書き遺した二巻のうちの第一巻で、混迷する現在の日本人に説いた遺言集。宇宙の創生から始まり、現代社会の盲点をつき、生命の尊さと人間の本質に触れる構成となり、他に類を見ない新しい発見と、処世のヒントが読み取れる。

■目次

第1部 宇宙の構成

 第1章 銀河系

 第2章 銀河系外星雲

 第3章 太陽系星群

 第4章 地球

 第5章 地球の歴史

  先カンブリア時代/古生代前期/古生代新期

  中世代/新生代/大氷期と生物

第2部 大自然を観る

 第1章 万物の実在

 第2章 「デカルト理論」と私の主張

 第3章 生物の構成と新陳代謝

 第4章 生物の知能力

 第5章 生物の疲労と衰退

第3部 生命力

 第1章 生命力

 第2章 命元と体元の関係

 第3章 生命力の本質

  生命力の円運動/生命力の「光被愛撫性」

  生命力の「渇仰、敬慕性」/生命体の構成

  物質構成上の特製/生命力の物理性

 第4章 物質と生命

  生命力の特性 壱/生命力の特性 弐

  生命力の特性 参/生命力の特性 四

 第5章 生命体の五態

 第6章 生命力と覚悟

 第7章 人間に与えられたもの

 第8章 人間が大自然から受ける制約

 第9章 人間の生存する環境

 第10章 生命力と学問

 第11章 生命力と声

第4部 人間と社会

 第1章 生命体の継続と両性の関係

  万物の両性/男性と女性

  男女の役割/生命体の尊重

  人間に授けられているもの

 第2章 生死のこと

 第3章 人間と食物

 第4章 家庭の問題

 第5章 家庭

 第6章 親子の関係

 第7章 嫁と姑

 第8章 集団の構成

 第9章 国家のもつべき方針

 第10章 価値観について

 第11章 読書と学問

 第12章 無我一念

 第13章 モラルは何処で教えるべきか

著者:角南隆

出版社:パレード

サイズ:A5

ページ数:275

発行年:2006.09