和朗フラット四号館
東京・六本木の近くに、昭和十一年に建てられた木造洋館アパートメント。「トランクひとつで入宅できる」といわれたのは、ホテルのように家具付きだったから。広さ、間取り、ドアや窓のかたち、どれもおなじでない全8住宅。築77年の今も住み継がれている、旧き良き建物の写真集です。
■目次
・第一章 日本の在来工法による洋館アパートメント
矢屋根の窓の家宅/薄荷色のドアの四角い家宅
光の窓の家宅/中庭をながめる四角い家宅
東京タワーの見える家宅 ほか
・第二章 昭和十一年東京市麻布区飯倉片町六番地
建主について/設計図をよみとく/仕様書を読み解く
暮らしはこんなふう/ご近所はこんなふう
修繕の方向-居室は原状に・水回りは新しく ほか
著者:和朗フラット四号館
出版社:モーリス・カンパニー・記念出版部
サイズ:150×210
ページ数:77
発行年:2013.10
